脳筋コンピュータ

ハードウェア、Windows、Office、ゲームなどかみ砕いて説明

コンピューターで使われる基本的な用語

CPU[制御装置]

コンピューターを語る上で欠かせないのがCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)。前回、演算装置と制御装置を兼業していることが分かったと思います。

演算装置と制御装置をあわせて制御装置をいいます。

プロセッサというのが、処理という意味で、CPUは日本語で中央処理装置です。

CPUにはクロック数、コア数、スレッド数といった能力の差があります。どれも高いほうが性能が上です。

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HDD[補助記憶装置]

HDD(ハード・ディスク・ドライブ)は名前の通り、プラッタと呼ばれるCDやDVDのようなディスクが中に入っており、それにデータを書き込みます。

安価で大容量で現在の主流です。それより以前は生まれていないのですが、フロッピーディスク等の記憶媒体でOSやソフトウェアをブートさせていたはずです。

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メモリ[主記憶装置]

RAM(ランダム・アクセス・メモリー)はCPUの作業所や机として使われます。

そのため人間がアクセスするHDDより遥かに高速です。メモリの性能は高速さではなく容量の多さで決まります。私たちも広い机やメモがあったほうが計算が捗ると思います。

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Bit Byte KB MB GB TB

1bitは二進法の一桁で、1bitで2パターンの表現ができます。

二進法はパソコンにとっての数字の表現方法です。人間にとっての十進法です。

二進法では2で桁が上がるため、0と1しか存在しません。なぜこんな表現方法を選んだか。パソコンは人間と違い電圧の高低で信号を受け取ります。白か黒かつけたいのですね。

1Byteは8bitです。二進数だと1000 0000ですね。察しのいい人なら気が付くかもしれませんが、コンピュータは2の倍数が大好きです。2→4→8→16→32→64…

他の進数では、16進数というのもよく使われます。

ところで、1KBは1024byteなんです。10進数ではk(キロ)は10^3でしたね。ところが2進数ではk(ケー)2^10なんです…。文字は似てるけど別物だったのに、似てるから同じ呼び方しよ!ってことでキロ、メガ…が定着した呼び方になっています。

つまり、1024倍ごとに単位が大きくなります。

ちなみに現在は500GBや1TBがHDDの標準的な容量です。

まとめ

・CPUは処理装置で、演算と制御を行う

・HDDは人間向けのストレージ。容量が大きい。

・メモリはCPU向けのストレージ。速い。容量は少ない。

・物理などで使われるK(キロ)とKB(ケーバイト)は別物。×1024。